小倉の天寿しさんに行き、お寿司の美味しさを知りまして、
さらに東京に戻ってすし匠さんに連れて行ってもらったのがきっかけになり
今年から本格的に食べ歩きを始めました。
本当に色々な場所の色々なお店に行き、去年までの人生で行った飲食店と
同じくらいの種類の飲食店に今年は行ったような気がします。
自分がメインで遊んでいるなのはINNOCENT(以下なのセント)が
来年1月12日で終わってしまい、
今までなのセントに使っていた時間が空くので
今後はより一層食べ歩きに時間を使っていきたいと思っていまして、
その手始めに今年行ったお店の中から自分のお気に入りのお店をまとめたものが
ヤガミシュランです。
味だけでなくお店や店員さんの雰囲気も加味しての選出になりました。
普通に行って入れるお店から予約が困難なお店まで、
そして1,000円でお釣りが出るお店から30,000円を超えるお店まで
幅広く選んだつもりです。
当然ヤガミシュランに選出をしていないお店でも美味しいお店はたくさんあります。
あくまでもDJやがみが2017年に行ったお店の中でのお気に入りのお店、
という視点で今後どこに行くかの参考になれば幸いです。
それではヤガミシュラン2017、全37店の発表です!
(本家ミシュランはこの時期に2018のガイドブック出版なのですが、細かいことはお気になさらず。)
<寿司>
鮨とかみ https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13155234/
日本橋蛎殻町すぎた https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13018162/
すし匠 https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000852/
匠鮨おわな https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13211921/
鮨職人秦野よしき https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13158874/
尽誠 https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27000411/
匠達広 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13086506/
すし岩瀬 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13146391/
匠誠 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13205213/
鮨あらい https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13188186/
鮨ばんど https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13215532/
<焼肉、ステーキ、その他肉料理>
SATOブリアン https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13127046/
トロワフレーシュ https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13130978/
中勢以内店 https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13152057/
極味や https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40023392/
バーガリオン https://tabelog.com/osaka/A2701/A270105/27068233/
高麗亭 https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13013023/
今半(牛肉記念日) https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13004274/
<和食>
虎白 https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13049130/
銀座しのはら https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13200949/
新宿つな八 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000859/
天ぷらやました https://tabelog.com/tokyo/A1325/A132503/13181019/
吉塚うなぎ屋 https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40000017/
どろまみれ https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13116757/
<イタリアン>
カゲロウプリュス https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13213748/
il Pregio https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13147391/
ビコローレ https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14051360/
イル・トンド https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13059370/
Convivio https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13149817/
<ラーメン、中華>
麺屋睡蓮 https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13170164/
元気一杯 https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400106/40000488/
真鯛らーめん麺魚 https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13208237/
すごい煮干ラーメン凪 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13054766/
中村玄 https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13032271/
<スイーツ>
エンジェルライブラリー https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26024820/
LAITIER https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13188523/
キルフェボン https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13125583/
2017年は上記36店をヤガミシュランとして選出しました。
どのお店も通いたいお店ばかりです。
以下、ジャンルごとに簡単な説明です。
寿司は間違いなく今年一番力をいれたジャンルだったと思います。
去年すし匠さんから食べ歩きを始めたせいか、すし匠系列のお店はどこも好きですし、
行ったお店は全てヤガミシュランに選出しました。
すし匠系列のお店は、それぞれ独自の色を出しつつも四ツ谷のすし匠さんを
かなり再現していますので、すし匠さん好きにはどこもたまらない美味しさなのです。
まだ行っていないすし匠系列のお店もありますし、すし匠系列以外では
年末に行った秦野よしきさんはかなり美味しかったので、来年も行くのが楽しみです。
来年の楽しみといえば鮨とかみさんで3月まで大将をされていた佐藤博之さんが
2月に銀座のはっこくというお店をオープンします。
来年オープンするお店で一番楽しみなお店です。
次に焼肉、ステーキなどのお肉料理のお話。
大変ありがたいことに1月にあのSATOブリアンさんに行くことができまして、
それ以来毎年通わせてもらっています。
それなりに色々な焼肉屋さんに行ってきたつもりですが、
焼肉屋さんでは間違いなくSATOブリアンさんが頂点だと思いまして、
今後も毎月行けそうですので、他の焼肉屋さんに行くことはなかなかなさそうです。
その中でも渋谷の高麗亭さんはなかなか個性的なお店、
予約は普通に取れますので、気になる方は調べて行ってみてください。
ステーキでは銀座のトロワフレーシュさんが衝撃的な美味しさでした。
1回しか行けていないので、次回行ったらまた評価が高くなりそうで楽しみです。
熟成系のステーキのお店です。
なお、今半さんは1月24日の牛肉記念日に行ってきました。
今年の自分の食べ歩きの中で、最も衝撃的だったジャンルは和食でした。
神楽坂の虎白さんと銀座のしのはらさんは、そのクオリティの高さに脱帽で、
初めて食べたときの衝撃は未だに覚えています。
和食のみならず、イタリアンやフレンチのエッセンスを加えたお料理の数々は
行くたびに感動を覚えます。
最後にご飯もので〆るのですが、美味しいご飯を食べたときに
日本人に生まれて良かったと実感しますし、結局日本人は
お米の魅力からは逃れられないことを、幸せと共にかみしめています。
今年食べ歩きをする前に一番行っていたのはイタリアンでして、
il Pregioさん、ビコローレさん、Convivioさんは去年まででも
たくさんお世話になっているお馴染みのイタリアンです。
イル・トンドさんは下高井戸にある個人経営のお店ですが、
ここ数年、毎月2,3回以上は確実に行っているお店です。
ヤガミシュランに選出したイタリアンで最も気軽に行けるお店ですので、
試しにどこかに行ってみようという方がいらっしゃいましたらオススメです。
中でもチーズ豆腐はここでしか食べられない絶品です。
ラーメンやスイーツは他ジャンルに比べ行く回数は少なかったのですが、
その中でも通いたいと思えるお気に入りの店舗を選出しました。
ラーメンでは湯島のつけ麺屋さんの睡蓮さんはここ数年で間違いなく一番通ったお店です。
つけ麺もそうですが、ラーメンも美味しく、お店の雰囲気もいいので
秋葉原や神田明神などに行く際にはぜひとも立ち寄ってみてください。
スイーツでは祇園四条のエンジェルライブラリーさんが印象に残っています。
ショコラ専門店カカオマーケットバイマリベルさんがプロデュースをするカフェで、
マリベルさんでもらえる暗号を入れると地下への扉が開き、
隠れ家のようなカフェで美味しいチョコレートを楽しむことができます。
味も雰囲気も特別なお店、また京都に行ったら立ち寄りたい場所です。
今回はヤガミシュランとして36店を選出しましたが、
さらにその中から特別なお店として5店をピックアップしました。
なのセントを遊んでいる方なら分かる特別感のあるネーミングなのですが、
最も大好きなお店5店をヤガミシュラン・リーベとして以下紹介します。
ヤガミシュラン・リーベ その1
鮨とかみ
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13155234/





銀座にあるお寿司屋さんです。以前水谷さんというミシュラン3つ星のお寿司屋さんが
ありまして、水谷さん閉店後に同じ場所に入ったのが鮨とかみさんです。
赤酢が本当に特徴的なお寿司屋さんで、シャリの味がかなり濃い目です。
江戸前寿司の華と言えばやはりマグロかと思いますが、
マグロに合わせて味付けをしたというそのシャリは一度ハマると癖になります。
友人を何人か連れて行っていますが、最も好評なのがこちらの鮨とかみさんで、
前述のマグロの握りを始め、他の握りもツマミも全てが最高級です。
今年の4月から現在の大将の小田将太さんに変わり、時間が経つにつれ
さらにクオリティが高くなっているようにも感じます。
それと、色々なお寿司屋さんに行っていますが、日本酒のラインナップに最も
こだわっているのもとかみさんだと思います。
普段お酒を飲まない友人もとかみさんならびっくりするくらい飲んでいまして、
その日のネタにあった日本酒をおまかせで楽しみたい方にもオススメです。
特徴的な赤酢は万人に受けるわけではないかもしれませんが、
好きな方は本当に好きな味だと思いますので、
お寿司が好きな方に一度は行っていただきたいお店です。
ヤガミシュラン・リーベ その2
日本橋蛎殻町すぎた
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13018162/





現在食べログ全国2位のお寿司屋さんです。地名は「にほんばしかきがらちょう」です。
とかみさんは赤酢が特徴的な、ある意味尖った味のお寿司屋さんですが、
すぎたさんはオーソドックスな江戸前で、それでいて全てのツマミと握りが
確実に平均点を超えている完成度が高いお寿司屋さんです。
全てが丁寧で、おそらく物凄く手間をかけた仕込みをされているのだろうなと思います。
今年は2回行きましたが、ツマミで出てくるイワシはうなるほどの美味しさ、
その後にイワシが握りでも出てきてそれも絶句するほどの美味しさでした。
味もさることながら杉田孝明さんの握りは形も美しく、
寿司下駄に置かれた際にふわっと沈む握りは見ているだけでも感動します。
見た目も味も雰囲気も、全てにおいてパーフェクト、それが日本橋蛎殻町すぎたさんです。
ヤガミシュラン・リーベ その3
SATOブリアン
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13127046/





世界一美味しい焼肉屋さんは杉並区阿佐ヶ谷にありました。
焼肉を好きな方ならだいたい知っているSATOブリアンさんです。
噂は前から聞いていましたが、今年の1月に行くことができまして、
最初に出てくるビーフシチューを口に入れた瞬間から何もかもが違うと確信、
その後に出てくるお肉のどれをとっても、今までに食べてきた焼肉とは何かと
考えてしまうクオリティでした。
RPGを遊んでいて、ラスボス前に今までの中ボスが出てくる流れってありますが、
まさにそんな感じで、他のお店で出てくるとっておきのお肉が
何の惜しみも無くこれでもかと出てきます。
中でも特筆すべきは最高級部位シャトーブリアンで作ったブリめしとブリかつサンド。
散々美味しいお肉を食べた後でも、終盤に出てくるこの二つは
天を仰ぎたくなる美味しさで、毎月行っていますが本当に楽しみで、
お店を出てすぐに、また来月食べるのが待ち遠しくなるほどのお味です。
焼肉が好きな方はぜひとも行ってみてください。本当に世界が変わると思います。
ヤガミシュラン・リーベ その4
虎白
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13049130/






2009年ミシュランガイドより3つ星を取得し続ける神楽坂の割烹料理石かわさん、
そちらで修業をされた小泉瑚佑慈さんが独立して作られたお店が虎白さんです。
日本料理でありながら、ふかひれ、トリュフ、フォアグラなどの食材を取り入れ、
素材によっては従来日本料理にはなかった技法を使い、
それでいて究極の日本料理を作られているのが小泉さんという印象です。
カウンターに座りお料理の説明を受けるのですが、素材選びから情熱を注がれ、
よくそんな調理方法を編み出したものかと感心させられることばかりです。
見た目も大胆なものから繊細なものまで、視覚、嗅覚、そして味覚を
フル活用し、行くたびに最高の夜を楽しませてもらっています。
全ての料理が日本料理の神髄とも言えるクオリティで、
最後にはその季節に合った食材を使った炊き込みご飯が出てきますが、
これがまた抜群で、日本人に生まれて、お米を食べられる幸せを
噛みしめながらいただいています。
大将とお弟子さんとのやり取りを見ているのも幸せで、
お弟子さんの味付けを味見して、「うん、美味しい。」とにこやかに答える大将を見ると
こちらまで嬉しい気持ちになります。
食べ歩き1年目で虎白さんに出会えたのは本当に幸運で、
ここが頂点なんじゃないかと思わせるお店です。
ヤガミシュラン・リーベ その5
カゲロウプリュス
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13213748/






元麻布にエクアトゥールさんというフレンチの名店があります。
今年まで夏場だけはフレンチではなくイタリアンとして営業をしており、
夏の間だけ開くそのイタリアンはカゲロウと名付けられました。
残念ながらエクアトゥールさんがカゲロウとして営業をするのは今年で終わりましたが、
夏場限定のカゲロウが10月に新店としてオープンしまして、
それが西麻布のK+(カゲロウプリュス)さんです。
イタリアンとしてのクオリティがそもそも最高級で、
前菜、そして冷製パスタは明らかに他店を軽く上回るレベルです。
カゲロウプリュスさんが素晴らしいのはそこからで、
なんといってもお料理のバリエーションの豊富さが凄い。
プリフィックスメニューでありながら選択肢がかなり多く、
どれも美味しそうで目移りしてしまいます。
極めつけとして、ハンバーグやカレーライス、卵かけご飯など、普段食べている料理が
メニューにあり、それらのどれもが凄まじいクオリティです。
高級なお店に行くほど、普段馴染みのないお料理が出てくるのですが、
カゲロウプリュスさんは普段から食べているものをとんでもないレベルで
楽しむことができ、メニューを見ているだけでも想像が広がります。
何度行っても楽しみが尽きることなく、無限大の美味しさと楽しさがあるイタリアンです。
虎白さんと並び、現時点でのDJやがみの食べ歩きの頂点が
カゲロウプリュスさんだと思います。
ヤガミシュラン2017、これで以上です。
ヤガミシュランを選出するために今年行ったお店を全て振り返ってみたのですが、
本当に色々食べ歩いたなと実感しています。
ヤガミシュラン・リーベのうちすぎたさん以外は毎月行けそうなので、
大好きなお店に通いつつ、とかみさんの前の大将の佐藤博之さんの新店や、
虎白さんの小泉さんに教わった中華など、既に行きたいお店が結構ありまして、
行きつけのお店と新規のお店をバランス良く食べ歩いて行ければと思っています。
食べ歩きを始めてから色々なご縁も生まれましたし、食べることそれ自体が楽しく、
自分の好きなお店を誰かに紹介したりするのも楽しいので、
こちらをご覧の方々で気になるお店があればぜひとも行っていただきたいですし、
機会があればぜひご一緒したいものです。